『象の消滅』 | ★デイリー・ロク★
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「ゴキゲンに生きる」3000の知恵
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『象の消滅』

 
読むのに長い時間が
かかってしまったので、
それぞれの短編の内容を
はっきりとは思い出せない。

タイトルからあらすじを想起できない。

そもそも作品に
きちんとした起承転結がない。

それでも
ページを繰るのをやめられないのは
やはりムラカミ・ワールドの魔力だ。

だいたい私が好きなのは
村上春樹の文体なのだ
ということを再確認する読書であった。

「ねえ、僕には僕という人間をうまく君に説明することはできない。僕にもときどき自分という人間がよくわからなくなることがある。自分が何をどう考えて、何を求めているのか、そういうことがわからなくなるんだ。それから自分がどういう力を持っていて、その力をどういう風に使っていけばいいのか、それもわからない。そういうことをひとつひとつ細かく考え出すと、ときどき本当に怖くなる。怖くなると、自分のことしか考えられなくなる。そしてそういうときには、僕はすごく身勝手な人間になる。そうしようとも思わないのに、他人を傷つけたりもする。だから僕には自分が立派な人間だとはとても言えない」
(中国行きのスロウ・ボート)

ちょっと異彩を放っているなと感じたのが
『沈黙』である。

いわゆる「いじめ」を扱った作品で、
ほぼ全編一人の男の独白で綴られる。

そして最後が村上にしては珍しく
教訓めいた感じで締められている。

だがそれでも他の作家に比べると
切り込み方の角度と深さが違う。


さて、どうしよう『1Q84』。

『ノルウェイの森』もまだ読んでない。
| 本や映画のレビュー | | comments(2) |

コメント

村上春樹、1冊も読んでない><;
ここ10年、小説は1冊しか読んでいない・・アワワ
| Д僖 | 2012/07/20 3:51 PM |
小説は、読み始める前に、ちょっと「覚悟」のようなものが要りますよね…。
| 六郎 | 2012/07/20 4:39 PM |

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