変わりゆく風景 | ★デイリー・ロク★
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「ゴキゲンに生きる」3000の知恵
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変わりゆく風景

『ニュー・シネマ・パラダイス』は
「故郷」をテーマにした映画だった。

旅だってから30年を過ぎて、
その男が帰ってきた故郷の変わりよう。

私にとってとくに衝撃的だったのは、
街の中央にある広場が
広告看板だらけになっていたことだ。

ヨーロッパの街並みにおいて、
教会や広場はコミュニティの象徴だ。

そこが広告看板だらけに
なっているということは、
住民の生活も
商業主義に毒されているということだ。



その広場は、とりたてて
美しい街並みを呈していたわけではない。

たぶんシチリアの、どこにでも
あたりまえにある広場だったのだろう。

それが看板だらけになったことで
元がどんなに美しかったか
やっとみんなわかる。

失ってはじめて、その価値に気づく。

でももう後戻りは出来ない。

この映画を観たあとの切なさは、
そんなところからも来ているように思う。


確かに、時代は前にしか進めない。
だが、まだ来ていない未来は
私たちの意思を待っている。

それを希望と呼ぶこともまた
許されていいんじゃないか。
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